2007/12/25

スウォッチのSが$になる日

にほんブログ村 ファッションブログ 腕時計へ

きのうのイブの食事は数年ぶりに突如中止になった。家族が風邪でゴホゴホとしていてまだ治りきっていないのだという。こんな時に全員が集まって食事をするのは嫌だ。当の本人達だって嫌だろう。一年に一度のクリスマスの食事と言ったって、正月が来たら年に一度の正月だし、だいたいいつだって年に一度なのだ。

オークションで手に入れたスウォッチの送金を朝から済まして連絡したから、早くてあさってには到着か、なんて期待を胸に気分はワクワクとしている。友達と昨日の夕方、シアトルカフェでリラックスしてからルイヴィトンとティファニーで1時間ぐらい遊んだ。正直ああいう店では買い物をしない。普段なら絶対に入らない。そういう場所なのに昨日はイブで満員だったから店内に吸い込まれるようにして入ってしまった。

ティファニーに入ってみたらおもしろくてたまらなかった。スタッフたちは声をかけてくれるし、商品を見せてもくれる。イブの販売攻勢なのか、僕は薦めてくれる商品に興味がないし買わないから笑顔でただヘラヘラ。それでも5万円ぐらいで買えそうな物がたくんさんあった。でも買いたい物はないから究極の笑顔で終わり。

ルイヴィトンではベルトを見てたら退屈になって、まるでエロくていやらしいジゴロ風デザインのサングラスがあってすごく興味を引いたからいくつもかけて遊んだ。いったいいくらするのか知らないけれどとてもかけやすいので感心した。あんなにかけやすいのならもっとマシなデザインで買いたいけど、あのフレームの裏側がパープルやブラウンのチェッカー、つまりダミエのデザインのサングラスはエロさがたまらなくて本当は欲しいかも。またフレームがモノグラムなんかもいやらしくていいなと思う。とにかくああいうのはこれ見よがしでおもしろいと思う。LVの大きな金具のついた白いローファーもエロさがいい感じ。エロく決めるならブランドのロゴがばっちりと見えるのがいいと思った。

その点、スウォッチはロゴなんて見えない。見えないのに他人にはわかる。そこがすごいブランド力だ。時計はだいたいどこのブランドか見たらわかることがおもしろい。価格がいくら位のものかすらわかってしまう。でもスウォッチはそういうブランドとは違うから好きだ。値段の話にならないところがスウォッチだ。ブランド時計ならまず話題は価格に集中するのが常識的、というより興味はそちらへ。でもスウォッチについてはほとんど誰も価格に興味を示さない。これはブランド時計の認識をくつがえす。ブランド時計イコール現金でなければいけないはずだと思っていたのに。もし今後、スウォッチがティファニーとコラボの限定を出した暁には、この現金の匂いがプンプンとするスウォッチのSが$になるのだろうと思うと、それもたまにはいいなと思う。

0 件のコメント: